-
グレートカンパニー
アワードの意義
-
- 株式会社船井総合研究所
代表取締役社長 社長執行役員 - 真貝 大介
「収益性・教育性・社会性の追求」をより高次元に、より現代的に
創業者の舩井幸雄が提唱した「収益性」「教育性」「社会性」の追求を、規模に関わらず実現している企業を表彰するのが、グレートカンパニーアワードの使命です。
発足から10年を経過し、70社を超える受賞企業を改めて振り返ると、この3つの要素を高次元で実現されていることに気付かされます。
年月を経て、先行き不透明と言われる2020年代においても、経営スタイルや数値指標こそ変われど、この3要素の重要性が損なわれることはなく、むしろDXやSDGs等、現代的な経営課題によってアプローチするケースが増えているように思います。 - 株式会社船井総合研究所
-
グレートカンパニー化は
このような高次元を追求する経営を、グレートカンパニー化と定義しました。
長期目標であり、明日からできること
グレートカンパニー化はまさに「一日にして成らず」の世界観で、中期計画や長期ビジョンに掲げていただくような命題だと考えています。
一方で、舩井幸雄は現役コンサルタント時代、講演では「明日からできること」を重視していました。
中長期目標が「明日に取り組まないこと」になっては、サステイナブルが始まりません。
明日からでも取り組める「収益性」「教育性」「社会性」のヒントを感じ取っていただくべく、受賞企業の選定や発表では、当社コンサルタントがルールを紐解き、解説するというプロセスを加えています。 -
グレートな「師と友づくり」
船井総研が創業来、コンサルティングの一環で提供してきたのが、経営者の「師と友づくり」支援です。
現在は経営研究会という形態で、業種別分野別にそのプラットフォームをご提供していますが、その本質は同じ志を掲げる経営者仲間がお互いに学び合い、足りない点を補い合うという点です。
同業種や同商圏であれば、経営者自身でも「師と友」を探索することは可能かもしれません。
しかし、こと「グレートカンパニー」という括りで、つまり高次元の「収益性」「教育性」「社会性」という定義で、「師と友」を探索するのは生半可な作業ではありません。
3つの要素のモノサシが不明瞭であり、日本の中小企業は裾野が広く、探索も儘ならないからです。
船井総研もまだまだ中小企業全般を見渡せるわけではないものの、キラリと光る中小企業を発見して、定量化・可視化するコンサルタントが数多く所属するという点で、お役に立てることがあるはずだ、というのがグレートカンパニーアワードを運営する企業としての貢献点です。