2023 年受賞

社会貢献賞

地域とつながり、地域の活性化に寄与し、地域に支えられ成長を続ける

  • 株式会社いちごの里ファーム
  • 関東

農業サービス業

グレートカンパニーアワード
2023 社会貢献賞

  • 受賞理由


    同社は栃木県小山市で約4万坪、日本最大級のいちご狩り農園を経営しています。「一番よいいちごをお客様に提供する」ことを大切にし、農作物としての市場出荷は行わずオープン以来完全予約制で運営。いちご狩り以外にもレストラン、カフェなどの施設を経営しており、旅行新聞新社主催「プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選2023」の【観光・食事施設トップ10】で2位にランキング入りし、農林水産省「第8回 ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定されるなど、高い評価を集めています。
    メディアでも多々取り上げられ、2017年はいちごの里ファームに約30万人が来場しました。この数は、その年の小山市の観光客入込数(343万5,671人)*の約9%に当たり、小山市の観光振興の一翼を担っています。同社はメディアを通じて、地元の魅力をアピールしているほか、社会福祉法人を立ち上げて障がい者雇用を進めるほか、今後は近隣の市町村などより広範囲な地域を巻き込むことを目指すなど、地域に対する新たな社会貢献の形も実施しています。
    コロナ禍は観光農園にも大きな影響がありながらも、集客ターゲットを団体客から個人客にシフトし、農園の外のショッピングセンターにプリン専門店を出店するなど新たな収益源を構築して増収を続け、2022年の年商は10億円を突破。この10年で2.5倍に成長。
    コロナ禍で年末年始のキャンセルが相次いだ際、収穫されるいちごの廃棄を防ぐためにキャンペーンで「いちごの里応援パック」を販売したところ、1カ月半で1万ケースを販売するなど、地域やファンに支えられています。
    地域とつながり、地域の活性化に寄与し、地域に支えられ成長を続ける同社に『社会貢献賞』をお贈りします。
    *出典:栃木県産業労働観光部観光交流課「令和3(2021)年 栃木県観光客入込数・宿泊数 推定調査結果」
  • 株式会社いちごの里ファーム
    代表取締役
    小黒 弘征 氏

株式会社いちごの里ファーム
URL:https://www.itigo.co.jp/
RELATED
関連コンテンツ